Who are you?
「おはよう」
「遅い。何時だと思っている」
「何時だ?」
「昼過ぎ、十三時二十五分」
「腹が減った」
「俺はもう、自分の分の昼食はとっくに済ませた」
「ではピザがいい。頼め」
「お前………」
「いいじゃないか。パーティー続きで、ちまちまとしたものしか食べていなかったんだ。ゴージャス4のLサイズがいい」
「貴族がジャンクフードか?」
「生憎。お前は貴族だろうが、私はただの女だ」
「そうだったな」
「そうとも。忘れるな、私の魔王」
「忘れるはずがないだろう、我が魔女」
ブラウザバックでお戻り下さい。