賢者の長き不在










「ずうっと、あなたの傍にいたんですよ」








 もうずっと、あなたの傍にいたのだから。
 もうずっと、御身から離れるつもりはないのだと。
 白衣をひらめかせて、男が微笑む。
 傍らの空気が埋まる。
 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは、ようやっとその背を預けられる相手を得た。
 共に駆け上がる、男を得た。







***
 本当は、ぐだぐだ返り咲くプロセスにしようかとも思っていたのですが書いてる間に「終わらなくなる。」と思ったのでガウェインゲットレでお仕舞いにしました。
 また番外編でガウェインの電撃作戦とか書くかもですが、いったんこれで終了。
 長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました。(土下座




 あと、実はこれは枢木さんがいなくたってロイドさんに仕合せにしてもらうもん計画の一部でした。






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